要約・人生論:「The Long Game」が提唱する人生の考え方3つと具体的対策3選

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ざわぱん

ビジネス書ブログを運営しています。
ざわぱんです。

目次

本記事がおすすめの人たち

自分の時間を持てていないことを悩んでいる方

新しいことに挑戦する気持ちはあるけど実現できていない方

本日はドリー・クラークさんの著書「The Long Game ~今、自分にとっていちばん意味のあることをするために~」について紹介します。

本記事がお伝えする結論

ざわぱん

この本はロングゲーム(長期的視点)での生き方を教えてくれる本です。

僕たちは家庭、仕事、プライベートにしても常に忙しさを感じています。

その原因は「自分の時間」でなく「他人の時間」を生きていることが要因にあります。

本書は「副題」の通り「他人」でなく「自分にとっていちばん意味のあることをするために」どうすればよいかを示してくれています。

僕自身このロングゲームを参考に行動して、以下を実現しました。

ロングゲームを参考にして実現できた成果

ざわぱん

本書を参考にして僕は2023年に3つの成果を実現しました。

①実施したこと
業務時間の20%の時間を使って新しいことに挑戦。

①の成果
挑戦したことが社長に評価され、会社の次年度の方針書に組み込まれることが確定

②実施したこと
プライベートの空き時間を使ってIT資格試験勉強

②の成果
IT資格最高峰「プロジェクトマネージャ試験」合格 ※平均合格率14.1%(2022年度)

実施したこと
抱えている業務を客観的に分析し、見直しを適宜実施。

③の成果
見直しに伴う成果が出て、家族との時間を確保することができた。仕事は年間30日休暇を取得

これらは特別な知識、スキル、経験ではなくロングゲームという長期的な視点で持つべき考え方のもと実施したもので、ぶっちゃけ誰でもできます。

ロングゲームが提唱する3つの考えと具体的対策

ざわぱん

ロングゲームは3つの考えを提唱しています。

ロングゲームが提唱する3つの考え

 1)余白
 2)集中
 3)信念

見ての通りとてもシンプルな考えです。
ただこれが真理です。

本書はこの3つの考えに対する具体的行動をたくさん示していますが、本記事では僕自身が実際に試して、成果あったものを厳選して3点紹介をさせていただきます。

余白の作り方

ロングゲームを生きるにまず何が大事か。

それは時間面・精神面でも「余白」を作ることが重要とされています。

「余白」大事ですよね。
でもそれが出来ないという方は多いと思います。

どうすれば余白が作れるのか?
僕自身が実際に試して効果を感じたのは以下1択です。

余白づくりの具体的対策①

自分が大切と思うことを先にスケジュールを組み込んでしまう。

これを終始徹底出来れば実は余白は簡単に作ることができます。

例えば皆さん以下のケースは当てはまるでしょうか?
 ・人から依頼された仕事ばかり受けて、自分の仕事ができていない。
 ・なんとなく断りづらい飲み会に行ってしまう。
 ・嫌われたくないからNoが言えない。

ここに書いたケースは1つ大きな特徴があります。
それはどれも「自分の時間でなく、他人の時間で生きてしまっている」ことです。

忙しいとは「自分で仕事や時間をコントロールできていない人」のことを指します。

ではどうしたらそんな他人の時間から解放がされるのか?
カレンダーに自分が大切と思う予定を先に全部入れてしまうのです。

あなたの人生なのだからまずは自分を大切にすることです。
自分の予定を先にカレンダーに入れると不思議と他人から時間を取られるのが激減します。

その予定は仕事だけでなく、趣味・プライベートも含めて予定に組み込んでみましょう。

たったそれだけで、自分の時間を過ごせるにようになります。

集中(余白ができた後何をするのか?)

ロングゲームを生きるにはまずは「余白」を作ることの重要性を説明しました。

実際に余白を手にした後、何をするのか?
それは「未来への集中投資」です。

時間が空いたからただのんびりするのではなく、将来につながる一手を投資するための時間として使います。
ではどれだけの時間を投資するのか?

作り上げた余白で実施する具体的対策②

20%の時間を使って新しいことに挑戦する

例えば僕の場合、1日の仕事時間は8時間なので、その20%(約90分)を使って仕事における「挑戦の時間」として自由に使っています。

これは誰かの指示でもなく、勝手に自分で決めて実行しています。

この時間を作ったからこそ、冒頭の成果①・③を実現することができました。

「20%の時間」ですが1回だけでは効果はないでません。
これを半年、1年と長く続けていると徐々に成果が出てきます。

何も20%ルールは仕事だけでありません。
例えばプライベートの時間の20%を使って以下を実行に移してみるのも面白いです。

 ・副業を行う
 ・新しい人脈を築く
 ・海外留学のための英語勉強 など

大事なのは目の前のことばかりを良くするだけでなく自分の未来に繋がる時間として使うことです。

皆さんは将来のために繋がる活動として20%の時間を使う場合何をしますか?

余白ができたらぜひ、20%の時間を使って未来への集中投資をしましょう。

信念(どうやって維持をするのか)

「余白を作り」「20%の時間を将来のために集中投資」がロングゲームを生きるためには重要と伝えました。

そして最後はそれをどうやって維持するかです。

当たり前ですが1回だけ20%の時間を投資しても続かなければ意味がありません。

その状態を維持することが重要です。

維持をするための具体的対策③

小さく始めて、目標達成に必要な時間を知ること

人はどうしても挑戦に対する成果を求めてしまいます。
そしてそれは短期間で成果を求めてしまうものです。

成果というのは投資した時間に対して遅れてやってきます。
一般的にある程度の存在になるのは2〜3年かかり、一流のエキスパートになるには最低5年努力が必要と本書に書かれています。

新しいことに挑戦を始めたら自分が望む姿になるにはどれだけの時間がかかるか。
まずは計画を立てて、見積を立ててみましょう。

大丈夫。
あなたには時間があります。
その時間を長く維持することが大切です。

もし維持がうまく出来ない場合は以下記事も参考にしてください。

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まとめ

本日はドリー・クラークさんの著書「The Long Game ~今、自分にとっていちばん意味のあることをするために~」について紹介しました。

この本の結論は以下の通りです。

ロングゲームが提唱する3つの考えと具体的対策

1)余白・・・人の時間でなく、自分の時間を生きるように予定を立てる

2)集中・・・20%の時間を使って未来への集中投資を行う

3)信念・・・小さく初めて、目標達成に必要な時間を知る

まずは自分のカレンダーを大切な予定に彩ることから始めましょう。
ポイントは他人の時間でなく、自分の時間を生きることです。

それでは本日はこのへんで。

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この記事を書いた人

自身の経験も含めたビジネス書中心のブログを運営中。

【経歴】
年齢:30代
性別:男性
職業:ITプロジェクトマネージャ
2023年4月にブログ開始
半年でPV数4桁達成

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