要約・自己啓発:「もう後回しにしない」3つの重要行動

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ざわぱんです。

皆さんこんにちは。

いきなりですが、皆さん「やりたいことがあるけど、つい後回しにしてしまうことありますか?」
これを聴いて一度もありませんという人はいないと思います。

その時やる気や、意思でなんとかしようと思ってませんか?
そして、やってみてもうまく行かず、自分には才能がないなど早々に諦めてたりしませんか?

安心してください。
僕もその一人でしたが、この本を読んでその状況を脱することができました。

一人でも多くの人がご自身のやりたいことを実現できるよう
イ・ミンギュさんの書籍「後回しにしない技術」を紹介します。

まずはこの本を紹介する上で冒頭で伝えている重要な公式から説明します。

成果=力量×実行力

成果は力量×実行力で決まります。

ここで言う力量とは才能、知識、創造的なアイデア、企画力、革新的な戦略を指します。
しかし才能、知識、アイデアがいかに優れていても実行力が0点なら成果も0になってしまいます。

本書ではこの公式の「実行力」を主題に伝えています。
まず、この実行力は以下3つの行動に分解されます。

実行力を構成する3つの重要行動

①決心する
②実行する
③維持する

この3つの行動はさらに20個の手法に分解して、本書では紹介しています。
ここで20個全部伝えるのは膨大になるので、それは本書にお任せして、
僕の方で実践して効果を感じた3個の手法をピックアップして皆さんに伝えたいと思います。

目次

第1章 決心する:「ひそかな誓い」は叶わない

いきなり衝撃的なタイトルです。
皆さんがやりたい事は誰かに言ったこと、伝えたことはありますか?
新しい取り組みを始める時、どうしてもそれって秘密にしておきたくなりますよね。

しかし本書ではその状況を許しません。
それどころか、自分の内に秘めた想いでは叶わないとすら伝えています。

ではどうすれば良いのか?

人は言葉や文章で自分の考えを「公開」すると、
その考えを最後まで守ろうとして行動すると記しています。

これを「公開宣言効果」と言います。

なぜこの公開宣言効果をすると守ろうとするのか
それは「僕たちは否定的な評価を受けたくないから」です。

言葉には命が宿っており、言葉と行動が一致している人物に対しては、
「言行一致」「信頼」「一貫性」「責任感が強い」などの肯定的な評価がされます。

言ってしまったら後はやるしかありません。

僕自身この「公開宣言効果」を発動させたことがあります。
少しだけ本書の紹介から離れて、僕の話をします。

僕が勤務している会社では年に1回「社内懸賞論文」というイベントが開催されます。
簡単に言うとテーマに沿ったアイデアを論文としてまとめ、それが審査員に評価されれば表彰(金一封あり)される制度です。

せっかくのアイデア発信の機会なので、やってみようかなと思っても論文を書くとなると
それなりの準備が必要になるので、どうしても腰が上がりませんでした。

その時に「懸賞論文の書き方」の説明会があり、それに参加をして、
説明を聴いている内に「書いてみたい」という思いが強くなりました。

最後の質疑応答の時にひとしきり質問をした後で「今年は論文を書いてみる」と公開宣言をしました。
この時、約50人くらいの人が僕の宣言を聴きました。

ちなみにこの時、漠然的なアイデアがあるだけで、準備状況はゼロに等しかったです。

この説明会が論文提出の1ヶ月半前だったので、論文の準備をする時間としてはかなり短いです。
当然仕事・プライベートもあるので、自分の時間を捻出して論文を書くしかありません。

ただ「宣言したならやるしかない」と一気に火が付きましたね。
宣言をしたその日から家に帰る間に近くのカフェに寄って一人アイデアを
とにかく練り上げる日が始まりました。

机に座っている時間以外(例:移動中など)も含め、常に論文のことを考えてました。
思いついたことはスマホにメモを取るなどとにかく地道に続けました。

そしてたたき台の論文を書いたら上司に何度もチェックしてもらい
「書いて→指摘を受けて→修正して」のこのサイクルを超スピードで続けました。

他にも論文受賞経験の人に書いた読んで貰ったり、大量の書籍を読むなど
できる限りのアクションを取って論文としてまとめあげました。

正直ここまで自分が行動すると思わなかったですが振り返るとこの原動力は、
あのときの「公開宣言」から来ているものだと思います。

ちなみに僕が書いた論文ですが入賞には至らず、参加賞として5000円の振り込みがされていました。
その5000円は妻と一緒においしいご飯を食べて、すぐなくなりました。

この話はまだ続きがあり、僕が所属している組織では
長期間の論文の提出実績がなく、論文作成の活動を組織のみんなに
報告してほしいという要望を上司経由で受けました。

報告時間は1時間で、その報告会には50人ほどの人が集まりました。
報告を終えた後で、たくさんの人から賞賛をいただいたと同時に
「自分も書きたいと思うけど中々できない」という声がたくさん上がってきました。

これを聴いて「みんな内側に秘めている想いがあるんだな」と知ることが出来たと同時に
行動できる人と、出来ない人でこんなにも差が生まれるのだなと知りました。

本当に行動したいならそれを内に秘めずに「公開」することをお勧めします。
圧倒的に実行力が変わってきます。

それはもうえげつないぐらい変わります。
ただしその行動にはリスクもありますので、多用にはご注意を。

第2章 実行する:人生は「実験」の連続だ

「決心」したら次は「実行」です。
でもここにもハードルがあります。
こんなことありませんか?

実行してもうまくいかないときについて

・純粋に面白くない。
・成果が出ないのは自分には才能がないからと思ってしまう。
・結局成果が出せないまま終えてしまう。

誰しもこの状況はあるでしょう。
ではどうすればこの状況を脱却できるのか?

それは「今やっていることは実験だと思うこと」です。

勉強、仕事にしても今やっていることは本当に自分にあっているのか、
自問自答して、改めて仮説を立てて、それで次のアクションを実行していきます。

一度決めたことを地道に実行するのも勿論大切ですが、
自分に合ってなければ意味がありません。

僕は英語の勉強をしていますが、単語や文法の勉強ばかりして、正直飽きてきた瞬間が何度もありました。
その時に以下書籍に出会い、学ぶ英語から楽しむ英語勉強にシフトすることが出来ました。

結局、どんなことも楽しんだ人が最強です。
一度決めてもやり方はどんどん見直してブラシュアップしていきましょう。

第3章 維持する:いかなる時も目標から目を逸らさない

決心して、行動して最後に来るのはその行動を「維持する」ことです。

たくさんの人が維持出来ず、3日坊主で終えてしまうことがあります。
どうすれば維持できるのか。

それは「目標から目を逸らさないこと」です。

至極真っ当です。
それができれば苦労しないと思う人が多いと思いますが、それは意思に頼っているからです。

ではどうすれば目標から目を逸らさないのか。
やり方は3つあります。

標から目を逸らさない3つの手法

①目標を紙で書いて貼り出す。
②目標に関連する写真や記事を貼って毎日見る
③同じ目標を持つ人と一緒にいる。

僕の場合は目標を書いて、それを声に出して読んでます。(①の強化版です)
直近の僕の目標は登山でジャンダルムと大キレットを登ることです。

それを毎日読むことで、目標から目を逸らしません。
大事なことは1日の中に入れて、習慣化することです。

そうしたら目標から目を逸らすことが出来ません。

第4章 まとめ

本日はイ・ミンギュさんが書かれた著書「後回しにしない技術」を紹介しました。

最後に本書のまとめをします。
成果は以下の公式で決まります。

成果=力量×実行力

この実行力は以下3つで構成され、特に僕が効果を感じたのは手法は以下の通りです。

実行力を構成する3つの重要行

①決心する:「ひそかな誓い」は叶わない
②実行する:人生は「実験」の連続だ
③維持する
いかなる時も目標から目を逸らさない

皆さんも実現したい夢があれば、それを是非宣言してみましょう。
宣言した後の世界はガラリと変わります。

それはもう面白いくらいに。

なので最後は僕の公開宣言をして、本記事を終えようと思います。

第5章 僕の公開宣言

僕は現在転職活動をしており、今年度中に転職を実現します。

なぜ転職をするのか。
理由は以下のチューニングのためです。

・現在の会社は副業禁止のため、稼ぐ手段に限界を感じている。
・ここ数年、異動が出来ず、スキルアップに限界を感じた。
・総合職のため自分のキャリアを描けず、会社任せでになってしまう。
・仕事で成果を出す、出さないでも収入は雀の涙ぐらいしか変わらない。

理由をあげればこんなとこでしょうか。

今の会社に対する不満というよりも新たな変化が,必要に感じてきたのが大きなところです。
現在は家族にも公開宣言して、転職活動実施中です。

さてこれで後は実行と維持をするのみです。
転職が出来たら改めてブログ発信しようと思います。

では本日はこの辺で。

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この記事を書いた人

自身の経験も含めたビジネス書中心のブログを運営中。

【経歴】
年齢:30代
性別:男性
職業:ITプロジェクトマネージャ
2023年4月にブログ開始
半年でPV数4桁達成

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