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ざわぱんです。
皆さんこんにちは。
今回は堀江貴文さんの著書「ゼロ なにもない自分に小さなイチを足していく」について説明します。
いつも通り結論から。
この本は堀江貴文さん(以下、ホリエモンさん)の「自伝」及び「人生論」について教えてくれる本です。
本記事ではその中でも僕が特に重要と思った以下4点を要約してお伝えをさせて頂きます。
①仕事について
②信用について
③時間について
④自由について
まずはホリエモンさんの経歴は簡単にまとめると以下の通りです。
・1972年10月29日、福岡県八女市生まれ
・東京大学文学部入学(その後中退)
・1996年 23歳で有限会社オン・ザ・エッジを設立
・2004年 社名を『株式会社ライブドア』に変更
・2006年 証券取引法違反で逮捕され、懲役2年6ヶ月の実刑判決が下る。
・現在は宇宙ロケット開発、Youtuber、タレント、政治活動家など、多数の事業や投資を手がけ活躍中。
ここで気になるのは2006年証券取引法違反の容疑で逮捕されたことです。
長野刑務所に収監され2年6ヶ月の刑期を終えて出所しました。
この時に積み上げてきた会社やお金など全て失い、正に著書のタイトル通り「ゼロ」になりました。
しかし今でもホリエモンさんは多くのメディアに出て、たくさんの成功・活躍を出しています。
本書を読むとなぜそれが実現できているのか。
それがよく分かります。
第1章 仕事について
本書を読むとよくわかるのがホリエモンさんは本当によく「仕事」をしています。
それはご自身の家族の影響もありますが、「仕事」に関連する中で僕がポイントに思ったのは以下です。
・自分の本業なんで、決める必要はない。
・仕事の質は「集中力×時間」で決まる。
・仕事は人生の中で最も時間を投じるもののひとつ。そこを我慢の時間にしてしまうのは間違っている。
・やりがいは「見つける」ものではなく、自らの手で「つくる」ものだ。
・仕事が嫌いだと思っている人は経験不足。
・経験とは、経過した時間ではなく、自らが足を踏み出した歩数によってカウントされていく。
僕自身が「なるほど」と思ったのは「自分の本業なんで、決める必要はない」という言葉です。
僕は20代前半からサラリーマンをしており今ではシステム開発のプロジェクト業務が僕の本業になっています。
ここで考えると将来もずっとプロジェクト業務を続ける必要はないという事です。
自分の興味が別のところに移れば、それを新しい「本業」にしても良いのです。
よく過去の経験をベースに「本業」を縛っている人がいますが、その必要はないということです。
それに気づかせてくれたことに感謝です。
第2章 信用について
そんなホリエモンさんですが「お金」よりも大事なものがあると明言しています。それは「信用」です。
普通に考えてください。一度逮捕された人がここまで返り咲くことは並大抵ではありません。
ではなぜそれが出来たのか。それはホリエモンさんが「他者から信用されていた」からです。
「信用」に関連する中で僕がポイントに思ったのは以下です。
・お金よりも「信用」が価値を持つ時代になった。
・失敗してゼロになっても「信用」があったから救ってもらえた。
・背伸びすることは悪いことではない。他者からの信用を獲得してくために絶対に乗り越えなければならないハードルだ。
仕事や人間関係でもそうだが「実績」を積んでいくと、そこから「信用」がうまれていく。
この信用は貯金みたいなもので一発逆転ではなく、本当に少しづつ溜まっていく。
信用を得られると、仕事の依頼や相談を受けてそこからまたお金を得られる。
これを繰り返すことで確か信用を得ることができます。
第3章 時間について
時間は本当に重要なものです。僕たちは生きているとよく「時間がない」という言葉を耳にします。
本書でも「時間」について取り上げており、僕がポイントに思ったのは以下です。
・人生が豊かになっていかない根本原因は「時間」だ。
・時間は有限であり「命ものもの」だ。
・「タイム・イズ・マネー」という言葉は間違いで「タイム・イズ・ライフ」である。
・「自分の時間」を生きるのか、それとも「他人の時間」を生かされるのかを常に意識化しておく必要がある。
・悩むと考えるは違う。ネガティブなことで悩んでいる人は、ヒマなのだ。
僕も良く「時間」に関連した書籍を読みます。それだけ僕は「時間(人生)」より良いものにしたいからです。
人間の健康寿命は70歳頃と言われており限りがあります。
だからこそ僕は健康寿命を伸ばすこともそうですが、可能な限りその時間までにやりたいことを実現をしていく計画を立てています。
まさに「タイム・イズ・ライフ」を意識しています。
第4章 自由について
最後に「自由」についてです。僕たちはみんな何にも縛られていない「自由」な人生を望んでいる方が多いと思います。
ではどうすればその自由が手に入るのか、僕が本書を読んでポイントに思ったのは以下です。
・自由とは、心の問題。
・責任が発生しないうちは、自由も得られない。
・自由と責任は必ずセットになっており、責任を自分で背負うからこそ自由でいられる。
・働くことで経済的に自立し、精神的にも自立し、自分で責任を取れる土台を作ることで自由になれる。
・働くことは自由へのパスポートである。
ここでも働くことが出てきます。
僕自身が意外に思ったのは「働くこと=自由へのパスポート」という言葉です。
しかし本書を読むとその理由がわかります。
結局「自由」は「自立」の上で成り立っています。
「自立」をしていない状況下では、結局人間は「自由」を得ることはできません。
わかりやすい例で言えば子供は自由に見えますが、親たちの支援なしでは生きることができません。
そのため「自由」を得るためには「自立」する必要があり、「自立」をするには「働く」ことが必要になってきます。だからこそホリエモンさんはよく働いているのだと思います。
そういう意味でいうと昨今バズワードになった「FIRE」(経済的自立による早期退職)とは真逆の考えです。
FIREの考えに共感している人は本書を読んで見ると新たな気づきが生まれると思います。
第5章 まとめ
今回は堀江貴文さんの著書「ゼロ なにもない自分に小さなイチを足していく」にについて説明しました。
僕が本書で特に共感した以下4つについて紹介をしました。
①仕事について
②信用について
③時間について
④自由について
本書はこれだけでなく、ホリエモンさんの生い立ちから説明しており、小さい頃どんな人柄の子だったのかもまとめられています。
TVのイメージだと「ホリエモン=お金」という方もいるかもしれませんが、この人は「努力」をしているひとというのがよくわかります。
最後に本書のタイトルになっている以下で終えたいと思います。
変わりたいと思っていならゼロの自分に、イチを足そう。
ショートカットをするのではなく、足し算を覚えて自分の自力を底上げしてください。
それでは、本日はこのへんで。
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